バレル研磨機
バレル研磨とは
バレル研磨は、バレル(樽)の中に研磨材、コンパウンドを入れ、バレルを回転・上下運動させることで製品の研磨を行います。水を加える場合は湿式バレルです。
研磨材粒子は小さいため段付き面など機械で研磨しにくい場所でもアプローチ可能です。一回の処理で多量の商品を安定した加工ができるのも特徴です。現在主に切削・プレス加工品のバリ取りや、鋳物の表面仕上げ、熱処理後のスケール除去などの加工に用いられています。
回転バレル研磨機
100リッター研磨機 | 1台 |
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200リッター研磨機 | 2台 |
2槽式200リッター研磨機 | 1台 |
400リッター研磨機 | 5台 |
2槽式400リッター研磨機 | 1台 |
600リッター研磨機 | 4台 |
2槽式600リッター研磨機 | 1台 |
振動バレル研磨機
120リッター研磨機 | 1台 |
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250リッター研磨機 | 1台 |
300リッター研磨機 | 5台 |
350リッター研磨機 | 2台 |
600リッター研磨機 | 2台 |
650リッター研磨機 | 1台 |
その他のバレル研磨機
可傾式バレル研磨機 | 6台 |
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流動バレル研磨機 | 1台 |
遠心バレル研磨機 | 1台 |
ボックス型バレル研磨機 | 1台 |
バフ研磨
バフ研磨とは
バフ研磨とは、「バフ」と呼ばれるホイール状の研磨道具を用い、金属表面を研磨する加工のことです。
「バフ(buff)」には「磨いて輝かせる」という意味があり、その意味の通りバフ研磨を実施した金属表面には鏡のような光沢が出ます。
バフに用いられる素材は綿やウールなどです。
ウェットブラスト設備
ウェットブラストとは
粒子(主にガラスビーズ等のメディア)と液体(主として水を使用。防錆剤等二次加工用の薬品を混ぜることも可能)を混ぜ、全体を均一に攪拌して泥水のような状態にします。これをスラリーといい、このスラリーを噴射ノズルから圧縮エアーを用いて高速噴射します。高速噴射されたスラリーがワークに当たると、スラリー内の粒子がワークの表面に衝突して加工し、液体がスラッジや汚れ、噴射された粒子そのものを洗い流します。このような加工技術のことをウェットブラストといいます。
スラリーは高速で噴射されますが、ワークに当たった際に大きな力を加えないため、変形しやすいワークも加工することが可能です。バリ取りを主な目的とした場合はメディアの粒度を粗くして対応いたします。
また、金属部品だけにとどまらず、プラスチック部品、樹脂部品等への応用も可能です。
ウェットブラスト研磨機 | 2台 |
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ウェットブラスト用 コンプレッサー |
1台 |
その他
超音波洗浄機 | 1台 |
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遠心分離乾燥機 | 4台 |
ジェットヒーター | 4台 |
振動式選別機 | 3台 |
マグネット式選別機 | 2台 |
公害設備
こういった公害対策の設備なども導入してます。回転バレル、振動バレルをおこなう際にワーク、メディア、コンパウンド、水を回転バレルのタンクまたは振動バレルに投入します。研磨後その水をそのまま流してしまうと有害なので汚れた水をこの設備で基準に従ったPH値で排水します。